Nintendo Switch版『ドカポン!怒りの鉄剣:リマスター』を対象にした対人戦での攻略をまとめています。
本記事では、管理人が2か月ほどオンライン等で実際に対人戦を行っていった中で『ドカポン!怒りの鉄剣:リマスター』で勝率を上げるためにはどうすればよいのかという悩みに対して基本戦略を紹介します。主に初心者・中級者を対象とし、週数プレイなどの短期決戦を想定した記事になります。
- 1人でシナリオは終わらせてルールは把握しているけど、オンラインでの立ち回りがわからない
- 対人戦で強くなって1位を勝ち取りたい方
- 週数プレイでの勝ち方を知りたい方
『ドカポン!怒りの鉄剣:リマスター』では運要素が強いのは事実ではありますが、基本戦略を覚えているかで勝率を大きく向上することができる実力主義のゲームでもあります。本記事を見ることで対人戦で意識すべきことが分かり、勝率が上がるのみならず、立ち回りを考えていく楽しさも味わえることが出来ます。
特に以下のポイントを意識することで勝率を上げることができます。
- 移動系アイテムを枯渇させない
- 相手の持っているアイテム・F魔法を覚える
- ステータスを上下させるアイテム・F魔法を活用する
- ゲーム終了時の特別ボーナスを意識する
- 現在の順位によって押し引き具合を変える
- どのマスを狙っているのか相手にバレないように行動する
ドカポン!怒りの鉄剣の基本情報
タイトル | ドカポン!怒りの鉄剣 |
対応機種 | Nintendo Switch |
ジャンル | すごろく×RPG |
対応人数 | 1~4人(オンライン時は2~4人) |
発売日 | 2024年8月1日 |
CERO | B |
公式サイト | https://www.sting.co.jp/dokapon_sword_of_fury/ |
ドカポンシリーズはすごろくとRPGを融合させたデジタルボードゲームです。各大陸をルーレットの出目に従って冒険していきます。装備を揃えてバトルでキャラクターを強化しながらお金を稼いで、次期王様の座を目指していくゲームです。別名「友情破壊ゲーム」とも呼ばれています。
- お金を得るためには何でも有り!友情が破壊するほどの様々な手段で優勝を目指す駆け引きが楽しい。
- じゃんけん方式のコマンドで白熱するバトル!心理戦を制する優越感。
- 自分好みに育てたキャラクターで冒険するRPG要素とすごろくの融合によって戦略が豊富。
中でも『ドカポン!怒りの鉄剣:リマスター』では他のプレイヤーとの同盟を組んで協力してバトルを挑むことが出来たり、お宝を集めて資金と付加価値を受けながら冒険するといった特徴を加えた作品になっています。
『ドカポン!怒りの鉄剣:リマスター』のデータベース等の攻略情報をまとめた当サイトのTOPページは以下のリンクより参照することが出来ます。
怒りの鉄剣で勝つための基本戦術
想定しているルールの概要
ここからが本題です。ここでのルールは週数プレイ8~15週または小マップ(ドンズマーリ洞窟まで)、中マップ(ベイスターまで)を想定したものになります。※大マップ(シナリオ全部)や他のドカポンシリーズでも応用の効く内容になっているものもあります。
週数プレイは隠し味機能を使う事によって設定することが出来ます。オンライン対戦でよく見るルールは8週、10週、12週になります。ドンズマーリ洞窟攻略時の小マップ、ベイスター攻略時の中マップで終わらせるような状況はほぼありません。参考に10週の場合は、3人プレイヤーで約2時間半、4人プレイヤーで約3時間程度のゲーム時間となります。
最初の初心者~上級者モードどれを選択するかにもよりますが、シナリオの進み具合は8週、10週設定の場合はヘルハウス攻略、12週設定はピラミッド攻略、15週設定はベイスター攻略までが目安になります。ワルサー討伐数の設定によっても変動します。12週だと「怒りの鉄剣」の1年に当たるため、全ての季節の週イベントを均一に楽しむことが出来ます。おすすめのモードは中級者モードで村ボス、ワルサーどちらも初期状態からある程度狙えることから上級者モードに比べて差が開きにくいためです。
隠し味は以下のような設定を想定しています。
- お宝プレイ=無
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ゲームバランスを考えて無一択です。
- 地形イベント=低
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お好みですが、「高」だと地形マスでのレベル上げの機会が少なくなり、村ボス、ワルサーを倒しているプレイヤーのワンサイドゲームになりがちです。
- 週イベント=中
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お好みです。基本的には悪いイベントのほうが多く、出現確率を多くするとシナリオの進みが悪くなります。
- ワルサー邪魔率=低
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お好みです。上位であるほど影響が出てきます。
- 死亡時の死神率=低
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お好みです。体感あんまり変化を感じません。
- ワルサーの討伐回数=多
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「多」の方が全てのプレイヤーに所持金獲得とレベルアップする機会が多くなり、ワンサイドゲームなりにくいと考えています。特別ボーナスの賞金も大きくなるので、週数プレイは「多」を推奨します。
- 同盟結成期間=短
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「無」とお好みです。同盟同士のプレイヤーが圧倒的に有利に進めてしまうため、バランス的には「無」がいいと思いますが、「怒りの鉄剣」の固有システムを楽しみたいため管理人は「短」にしています。「長」は体感的に同盟イベントが起こりやすい気がします。
- 天下一品武闘会の集合=無
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闘技場からスタートだと計画が崩れるプレイヤーが続出するため、影響の少ない「無」としています。単純にダンジョン攻略中に集合されてしまうとだれてしまう原因にもなります。
- 攻撃魔法の回数=有
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ベジタリン大陸で入手できる「バトルドリー」等の攻撃魔法が強力なため、「有」推奨です。
- レベルアップボーナス=4
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「4」以外は下位プレイヤーが追いつけなくなってしまうため、「4」推奨です。
- 暗黒闘気入手量=多
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「小」の場合、週数プレイだと「ヘイカモン」や「ミナデロン」まで貯まらないことが多くデビラーマンの逆転要素として弱いため、「多」が良いと考えています。
基本戦術の紹介
ここからは「怒りの鉄剣」をプレイする際に意識するべきポイントや、戦術をご紹介していきます。紹介しているのは管理人が考えている中の一部のため、今後も追記していく可能性があります。
マス目はカーソルで数えない
マス目をカーソルで数えて何マスで行けるか確認する方法はなるべくやらないようにしましょう。この方法は相手に『ここのマス行きたいです!』と宣言しているようなものです。そのためF魔法の妨害等を高確率で受けてしまいます。特に特定のクリスタルを持っている場合にやってしまいがちです。
今回おすすめするマス目の数え方法はマップ情報を見ることです。順番待ち中にスマホを片手にマップ情報を見て止まりたいマスを逆算する方法です。上級者には意図を見破られてしまうこともありますが、妨害を受ける確率は間違いなく減ります。目当てのマス目が出ない場合でも第2候補として止まりたいマスを決める場合にも活躍します。ターンにかける時間も短くなりスムーズにゲームが進行するというメリットも生じます。当サイトにもマップ情報を載せていますので参考にしてください。
目当てのマスに行くために確率が大きいマスに止まる
周辺のマップで回れる箇所があれば迂回することで目当てのマスに行ける確率が大きくなります。よく活用できるのは5マスで元のマス目に戻れる構造になっているマップです。
クリスタルを持っていない場合や、移動系アイテムを温存したい場合にも活用できます。中級者以上はこの迂回を常に意識していると思います。
逆に一本道ですぐ行き止まりになってしまう構造のマップでバイン等で進めてしまうと前に進めるマスがなく後ろに後退してしまう恐れがあるため、各種バインが持つ確率(期待値)の考え方を活用することも重要です。ルーレットの詳しい確率論に関しては以下のリンクを参考にしてください。
常に移動系アイテムを持つことを意識する
常に移動系アイテムを持つことを意識することで、次のワルサーの討伐位置までの移動等、目的のマスに止まれる回数が格段に変わってきます。移動系アイテムを持っていないと移動系アイテムを買いたいのにアイテム屋に止まれないという悪循環の元にもつながるので、ゲームのプレイするうえで必ず抑えておきたいポイントです。バイン系のみならずクリスタル系も数個持つことをおすすめします。
強キャラを使え
これは鉄板ですが強いキャラクターを使いましょう。特に怒りの鉄剣では順番決めの遅いプレイヤーほど使えるキャラクターが少なくなってしまうため、より重要な要素と言えるでしょう。ここで言う強いキャラクターの定義ですが3点ほどあります。
- バトル特技もしくはF特技の性能が良い
- レベルアップ時の自動で割り振られるパラメータが良い
- 持ち物の持てる数が多い
上記の内容を甘味して管理人が順位付けを行った結果がこちらです。
- ドン
- モルデ
- スコップ
- ガママル
- ウイウイ
- ブリキン
- ヴァルツ
- ウララ
- ドン
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アイテム、F魔法の持てる数が12個と運に左右されずに安定します。F特技の発動回数も約1/6も確率と意外と多く、行きたいマスに行けるチャンスが増えるのはかなり大きいです。F特技が発動した場面ではドーピングや妨害を行えるとより立ち回り的に◯。特に週数プレイでは高い数字を持つバインを使う機会や移動系アイテムの購入資金が限られる為、相対的にF特技の強みが出てきます。持ち物を持てる数を活かすためにはお金が必要なので、ワルサーの討伐はよく狙うべし。レベルアップ時にMG,HPが上がるのも言う事無し。バトルでは徐々に攻撃魔法中心にシフトしていきたいです。バトル特技は基本的に使用しません。
- モルデ
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アイテムを持てる数が8個と少ないが週数プレイの場合はマップが小さいため、許容範囲となります。F魔法12個持ちながら1ターンに2回F魔法を打てるため、1位のプレイヤーやおたずね者を集中攻撃して倒すといったムーブができるのが強み。周りに弱体化F魔法を撒き散らすだけでも相当強いです。特に1位のプレイヤーを倒すことで3ターン休みにできる点が大きいです。逆に最下位のプレイヤーは復活が早いので妨害系のF魔法を使いましょう。死亡ボーナスを稼ぐ相手には倒さずに妨害するのが鉄則です。レベルアップ時にMG,SPが上がるためF魔法耐性が高いのもポイントのひとつ。魔法中心の立ち回りとなるため、いかに攻撃魔法やF魔法を早く準備できるかが勝負となります。バトル特技は1発で倒せずかつ、ダメージを与えたら乱入されそうな場面で活用できます。
- スコップ
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1ターンにアイテムとF魔法を一回ずつ使用できるため、プレイヤーを妨害しながらこちらは移動、村ボスやワルサーをF魔法で弱らせてからクリスタルで止まるといったムーブが強力です。その為、村の統治のしやすさやワルサー討伐の稼ぎやすさはトップクラスになります。この強みを生かすためにはアイテム屋と魔法屋で準備を整えることが望ましいので、忙しいキャラクターでもあります。レベルアップ時の自動割り振りはAT+ランダムのため、このゲームで重要なMG,SP,HPの補填は行わないといけません。ATが上がりやすい為、武器更新が疎かになってもある程度戦えるのもメリットのひとつです。バトル特技は1発で倒せずかつ、ダメージを与えたら乱入されそうな場面で活用できます。
- ガママル
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アイテムが12個と持てるため、強化アイテムと併用しながら移動系アイテムが使う等のターンを掛けずに移動できる点が非常に大きいです。レベルアップ時のパラメータが素早さ重点で素早さが高くなりがちなため、フィールド上で妨害が成功しやすいといった特徴があります。SP以外のパラメータが低くなりがちでバトル時に劣勢になる場合が多い為、武器の更新や常に強化アイテムを活用することを意識するのが良いでしょう。特に上級者モードの序盤が他のキャラクターよりきつく感じるため、乗り越えられるかが焦点となります。バトル特技の『マキビシ』は使い方次第では勝利に導くことができますが、成功確率が約50%ほどと低くさらに使用する場面も限定的なので、使用を封印しても良いでしょう。他の強い部分としては素早さが相手を上回る場面が多い為、相手の『降参』を失敗させる場面も期待できるといったところでしょう。
- ウイウイ
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このキャラクターの一番の強みはバトル特技の『去る』で、使用することでデメリットのない降参を行うことができるため先行を取れればデビラーマンのバトル等の不利な状況を一方的に拒否できます。さらに使った次の自分のターンまでは降参と同じようにF魔法等の影響を受けない為、次のターンに目的のマスに行けるようにクリスタルの使う位置でこの特技を使うと妨害を受けないといった使い方も強さのひとつです。レベルアップ時に上がる自動パラメータはランダムなため、ここは残念な点。F特技の増殖は確率は高くない為過信はしてはいけないが、不要な持ち物は処分して狙いの持ち物を多く残すことを意識すると良いでしょう。
- ブリキン
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バトル特技の『硬質化』は対人戦最強の特技で、相手の攻撃魔法が貧弱であればほぼ負けることがありません。デビラーマンに襲われた場合もこれが成功すれば泥沼の戦いにすることができます(ただし、第三者が得する場合が多いです)。優秀なバトル特技ですが、上手いプレイヤーはそもそも不利な対人戦が発生しないように立ち回ることが多い為、意外と使用する場面が限られてきます。F特技は発動すればかなり優秀で、教会で治せるようなステータス異常のみならず、「ヨワヨワ」等のパラメータ下降も治せる点がGoodです。レベルアップ時の自動で割り振られるパラメータでDFが上がってしまう点が一番のデメリットになります。DFは装備で補填すればよい為、装備では上げることができないパラメータを重点的に上げるようにしましょう。
- ヴァルツ
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HPが20%未満になるとパラメータが1.5倍になるといった使い勝手の悪い特徴を持っています。バトルに挑んだ際に一発では倒せないけど1.5倍のパラメータになった場合に倒せる場面で、後攻を引いた際にコマンドの選択でHPを20%未満にダメージ調整ができるプレイヤーであれば村統治が進みやすくなります。ダメージ計算ができないとあまり特徴を活かせないキャラクターですが、使いこなせると化けるかもしれません。パラメータ上昇は「ちからモチ」等の効果と重複するのでうまく活用しましょう。バトル特技は運要素も絡み、使っても有利展開にならない場面が大半なので封印推奨です。レベルアップ時はAT,MGが上がるため、バトル時の択が広がりやすいです。
- ウララ
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F特技の自動回復ですが、回復量が少なくあまり恩恵を受ける場面がありません。レベルアップでHPが全回復するシステムと噛み合っていないのも自動回復の弱みでもあります。バトル特技も成功確率が低く、成功したとしても戦況が良くなる場面は限られていてかつターンを消費してしまうため、封印推奨です。レベルアップ時の自動で割り振られるパラメータはAT,SPになります。個人的最弱キャラクターです。勝率をあげたいのであれば他のキャラクターを使いましょう。
バトルの方の強さに惹かれる傾向にありますが、基本的にフィールド上で強い能力を持つキャラクターが『怒りの鉄剣』では強い傾向にあります。フィールド上で流れを作れるキャラクターを選ぶようにしましょう。
特別ボーナスは必ず狙う
『怒りの鉄剣』ではゲーム終了時に特別ボーナスが入るシステムになっています。特別ボーナスは以下の3種類で固定されています。
- 一番多く村を救った人
- 一番多くワルサーをやっつけた人
- 一番多く死んじゃったカッコ悪ィ人
この特別ボーナスは1つのボーナスに該当するだけでもかなりの高額な金額となっています。2つボーナスを取ることができればほぼほぼ優勝が狙えるほど強力なため、必ず狙うようにしましょう。
「一番多く村を救った人」に関しては統治している村が一番多いプレイヤーが該当します。倒せる可能性のある村モンスターには積極的にバトルしに行きましょう。村ボスは経験値を多い傾向にあるため、勝利できればレベルアップも狙えて一石二鳥です。この村ボスを倒し続けてレベルアップで強化してスタートダッシュをきることが重要になってきます。それと、空き村が生じた場合は積極的に取りに行きましょう。一度村を取られてしまうと村の奪取は困難になってしまいます。応用としては村の数が僅差で統治できる村がない場合は、村の多いプレイヤーの村に止まるのも良いでしょう。約10%の確率でその村の稼ぎ×10倍の所持金を払って統治権を自分の者にできる可能性があります。注意点としてはデビラーマンが出現するとあっという間に村に村ボスを召喚されてしまいます。特に上位プレイヤーの村は狙われがちなため、このボーナスだけで上位を狙うのはリスクも伴いますので後述する「一番多くワルサーをやっつけた人」ボーナスも狙いましょう。
「一番多くワルサーをやっつけた人」はワルサーや各ダンジョンのボスモンスターの討伐数が一番多いプレイヤーが該当します。村にいるワルサーを倒す場合は前述の「一番多く村を救った人」にも貢献することができます。このボーナスに関しては村の統治数のように減少することはないので安定したボーナスといえます。それ故に、後半で巻き返すことが難しくなるため前半から討伐を進めておくことが超重要です。ワルサーを倒すと必ずレベルが1上がる経験値と大金を得ることができ、神様の報酬も入手できる点も積極的に狙うべき理由です。
ドカポン城のワルサーも特別ボーナスの対象としてカウントされるため、倒せるなら倒したほうが良いです。ドカポン城のワルサーは初級、中級モードは『攻撃』1発で確実に倒すことができますが、上級モードの場合は『攻撃』で倒せないケースが存在します。具体的にいうとATが9以下の場合は『防御』をされると倒すことができません。AT8、9の場合は『必殺』を使用すると高確率で『防御』を行うため倒すことで可能です。AT7以下の場合は高確率で『カウンター』をされてしまうため、最初のパラメータ振り分けでATが6以上(武器で+2)に調整することをお勧めします。※AT10以上の場合は『攻撃』×『防御』でも確実に倒せますが、誤って『必殺』を行うと高確率で『カウンター』を食らってしまうので注意しましょう。
- ワルサーの防御側コマンドのロジックに関して
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上記の内容でなぜAT8、9の場合はワルサーに対して『必殺』が通りやすいのか疑問に持っている方もいるかと思います。実はワルサーの防御側コマンドはランダムに決定しているわけではなく、各コマンドのダメージ量やプレイヤーの『攻撃魔法』の種類によって使うコマンドの比率を変えてきます。
今回は『攻撃魔法』の種類を考慮しなくても使えるロジックを紹介します。
- 『攻撃』×『防御』で確実に耐えられる
- 『魔法攻撃』×『防御』で確実に耐えられる
- 『攻撃』×『カウンター』では確実に倒せる
上記3つの条件全てを満たした場合は、ワルサーは約90%の確率で『カウンター』以外の行動を行います。
こちらがゼニゲット等、魔法攻撃を持っていないに等しい場合で『攻撃』を『カウンター』で耐えられるダメージ量または『攻撃』を『防御』で耐えられないダメージ量の場合はワルサーは約80%の確率で『カウンター』を選択します。
このロジックを覚えていることでワルサーを『必殺』で倒せるようになり、討伐回数をグンと増やすことが可能です。このロジックを使用するには本サイトで公開しているバトルダメージ計算ツールを活用すると良いでしょう。)このロジックは村ボスでも活用することが出来ます。ただし、自分のターンに時間をかけて計算するのは本サイトでは推奨しておりません。パラメータは暗記又はスクショなど、待ち時間に計算を行って自分のターンはスマートに動くようにしましょう。本ツールはヴァルツのHP減少によるパラメータUPを狙う際にも重宝します。
バトルダメージ計算ツール Nintendo Switch版『ドカポン!怒りの鉄剣:リマスター』で活用可能なバトルダメージ計算ツールについて記載しています。 【概要】 バトル時のコマンドに対応したダメー…
「一番多く死んじゃったカッコ悪ィ人」に関してはゲーム中で一番死亡した回数が一番多いプレイヤーが該当します。特に最下位だと死亡から生き返るターンも短い為、この仕様を利用してわざと死亡することでこのボーナスをいっぱい稼ぐことができてしまいます。このボーナスだけだと先に紹介した2つのボーナスを獲得したプレイヤーに勝つのは難しい為、+αでお金を得る手段が欲しいところです。このボーナスを阻止するのは難しいですが、わざと順位を下げて復活するターンを長くする、「フグチリン」「ネムネム」のF魔法をかけるなどがあります。
詳しいボーナスの詳細に関しては以下の記事を参照ください。
ヘルハウス等の階層が多いダンジョンのボス討伐は無理に狙わない
週数プレイの場合は階層の深いボスモンスターを倒しても報酬がそれに見合ってなく、次の大陸解放時に他のプレイヤーがワルサー等を討伐を進められてしまったり、攻略中に統治している村をお金で買収されたりとリスクが大きいため、無理に狙わない方が良いです。もし討伐する場合は「だっしゅつこう」や「ヘイカモン」を入手した状態でボスを倒すなどといった出口戦略を立てるようにしましょう。特に暫定1位のプレイヤーは攻略する必要がありません。
村ボスやワルサーを横取りされる恐れがある場合はむやみに戦わない
村ボスやワルサーを確定で倒せる場合は問題ないですが、中途半端にダメージを削ってしまうと他のプレイヤーに乱入されて倒されてしまうリスクがあります。いわゆる漁夫の利です。
最悪横取りされた後にこちらがダメージが削れた状態かつ、相手はレベルアップしてHPが全回復された状態でバトルに挑むことになってしまいます。さらにその相手とバトルするのは自分のターンのときで、これによりターンも消化してしまいます。
対策としては他プレイヤーがクリスタルで行けないことを確認することや、周辺のプレイヤーをあらかじめ弱体化やステータス異常にしておく、自分のパラメータを「ちからモチ」などで上昇して一発で倒せるようにするなどがあります。
パラメータを上下させる持ち物を活用する
特にハジマリス大陸で購入できる「ちからモチ」「ヨワヨワ」「ボケボケ」、ベジタリン大陸で購入できる「まじかるバナナ」は非常に優秀です。どのアイテム、F魔法も役に立つ場面が多く、低価格で購入できるため、とりあえずいっぱい購入しておくと吉です。討伐したいモンスターが近くにいるときにとりあえず「ちからモチ」等のアイテムを使用しておきましょう。「ヨワヨワ」等はワルサーの近くにいる場合はもちろん、地形マスでのレベルアップを遅らせる目的もあるため日常的に使用していきましょう。
「ヨワヨワ」等の対策として「ちからモチ」等で相殺することもできるので、こういった意味でも常備しておきたい汎用性の高い持ち物になります。
次のレベルアップする経験値を意識する
レベルアップをすることでHPが全回復する仕様があります。この仕様を利用してHPが減った状況でワルサー等と戦う前にザコ敵でレベルを上げることで安定して戦うことで出来ます。次のレベルに必要な経験値は[データ]>[強さ]より確認できます。長考の原因となってしまうため、毎回は確認せずにHPが大きく削れている場面で確認するようと良いでしょう。
序盤と中盤以降でパラメータ配分を変える
序盤はATを重点的に上げることをおすすめします。AT以外のパラメータ上げてしまうと火力不足によりバトルが長引いて貴重なターンを消費してしまう原因になります。DFのパラメータはゲーム終了までの間レベルアップ時に上げる必要はありません。防具だけで上げるようにし、耐久力が欲しい場合はHPに振るようにしましょう。HPは相手の攻撃を一発耐える程度の値はほしいところです。MGは一見良いように見えますが、ハジマリス大陸の攻撃系攻撃魔法の最低価格が5,000Gのため、購入するまでは活躍することが出来ません。武器を購入し『攻撃』でザコ敵を安定して倒せるようになったらMGを上げていきます。SPは最初のうちは恩恵が受けにくいため、ある程度火力が出てくるようになったら徐々に割り振っていくと良いです。
週数にもよりますが中盤以降はMGを重点的に上げていくことをおすすめします。これと並行して強力な攻撃魔法も装備していきます。ベジタリン大陸の「バトルドリー」「サビール」があれば大体の敵の『魔法防御』も貫通して倒すことが出来ます。オリジナル版と比べてリマスター版は一部の防御魔法の倍率が軽減しにくい方向に値が変更されているため、MGのパラメータが相対的に強くなっていることも追い風になっています。また、F魔法による死亡を防ぐためにもMGを上げておく必要があります。特に上位で死亡してしまい復活に時間がかかってしまうことや、死神を引いて持ち物と所持金を失ってしまうリスクが生じてしまうため、他プレイヤーと同等の値は確保しておきたいです。ATとDFは武器で強化し、HPとSPはバトル時の耐久性を重視するか、F魔法で対抗するかでお好みで割り振っていきます。
終盤は特別ボーナス含め1位であると考えられる場合は逃げ切り体制に入るとよいです。SPを重点的に上げてF魔法で相手を妨害する比率を上げて行きます。1位以外の場合は特別ボーナスを奪還するため一撃で倒せるように火力に全振りか、SPを上げてF魔法による妨害に対抗するかの対応に迫られます。終盤ではこのように逃げ切り体制に入ってしまうため、逆転が難しくなるため中盤までに流れを取り戻しておく必要があります。
不要な持ち物はすぐに売却しない
不要な持ち物でも物を購入したいけど足りない場合や持ち物欄がいっぱいになるまでは極力売らないほうが良いです。理由としては『降参』や死亡、ゲッチューロボ等の妨害時にその不要な持ち物が囮になってくれたり、過剰にお金が入ってしまうことで順位が上がってしまいワルサーの妨害や死亡時のペナルティが多くなってしまうためです。細かいことですが強力な持ち物を失わないためにも対策を行っておくとGoodです。
理想は死亡時の復活ターンが早くなること、ワルサーの妨害が少なくて済むことから資産は下位をキープして、ステータスは上位をキープすることです。このために高額なアイテムはその金額分を使う機会になってから売る等、一時的にでも資産で上位になってしまう期間を短くできる方が良いでしょう。
余談ですが似たようなテクニックで順位を下げるために持ち物や装備品を過剰に購入して所持金を調整する、ブルッチ等の安価な囮の持ち物を大量に購入する等のテクニックも存在します。
死亡時等のペナルティに関しては以下の記事を参考にしてください。
お宝は鑑定しない
アイテム屋でお宝の鑑定が行えますが、基本的には鑑定しないようにしましょう。リマスター版ではお宝を鑑定しなくてもお宝の効果を受けることができるため、鑑定して評価額がつくことで順位が上がってしまうと、ワルサーからの妨害を受けやすくなったり、死亡時の復活に時間がかかるなど良いことがないためです。鑑定する場合は週数の最後に狙うようにしましょう。高額なお宝がない場合はほぼ順位に響かないため、最後まで鑑定を行わなくても問題ないでしょう。
ドンズマーリ洞窟で入手するハッピーセットは鑑定済のお宝のため、高確率で順位が上がってしまうため、無理して狙わずにベジタリン大陸のワルサーを優先して狙うのも戦術の一つです。
無意味なプレイヤー同士のバトルは避ける
HPが削れる、バトル中は妨害が来ないなど第三者が得する機会を与える原因にもなってしまうため、基本的には目的をもってプレイヤーとのバトルを挑むようにしましょう。意味のあるバトル例を挙げますと、次のターンにクリスタルでワルサーのマスに行ける位置にいるプレイヤーへ勝負を挑むといった行為は討伐を阻止して、自分がクリスタルを奪って行けるようになるため有効な手段になります。
リスク・リターンを考えて襲う
基本的に他のプレイヤーからF魔法で討伐されるリスクがある場合は襲わないことを推奨します。F魔法で倒された場合も多額の賞金が手に入ってしまい、武器や持ち物を揃えられてしまうためです。またデビラーマンがマップにいる場合もザコ敵で『降参』が行えなくなってしまい対面バトルの可能性が高くなるため、やめておきましょう。
逆にそういったリスクがなくしばらくお店にも入る予定がない場合は積極的に襲うと良いでしょう。最下位の場合は死亡したときのターン経過が少ないこと、復活時にお金を等を得られることから敢えて死亡する選択もあります。ただし、死亡の場合は死神が来てしまうと持ち物と所持金をすべて失うといったリスクもあるため、死神が来ても問題がない場合にとどめておいた方が良いです。
他のプレイヤーよりレベルが高い場合は同盟を避ける
下位のプレイヤーをアシストする必要は全くありません。このゲームでは序盤で流れを作りそのまま逃げ切り体制を入るのが強い立ち回りとなるため、上位や高レベルの場合は村ボス討伐時の経験値やお金等が入らないようにイベント時は一番同盟しても問題なさそうなプレイヤーを選択しましょう。
逆に最下位の場合は上記のような心理が働くことから、上位のプレイヤーを狙うと同盟関係になれるかもしれません。
デビラーマンを利用する
最下位で2週間経過しキャラクターの頭にコウモリがついた状態で「けいやくしょ」を使用するか、地形イベントにて闇商会ウェーバーからデビラーマンの誘いに承諾するとデビラーマンになることができます。「けいやくしょ」の場合は週数分、地形イベントの場合は10ターン変身することができます。「けいやくしょ」を使用する場合は週数プレイの場合だとかなり短いターン数となるため使いどころが難しいです。
変身した方が良い場面としては次がような状況が挙げられます。
- 持ち物が全くない状態で、所持金や統治している村も少ない場合
- 所持金が借金の場合
- レベルが周りと比べて遅れている場合
デビラーマンに変身したら村を統治していくか、自分より高いレベルのプレイヤーを倒すのを狙いに行きましょう。村を統治すると召喚したモンスターの経験値を、プレイヤーを倒すとそのプレイヤーのレベルと同等の経験値を得ることが出来ます。周りのレベルを追いつくことがまずは重要です。プレイヤーを倒せる場合は相手が一番復帰に時間がかかるペナルティを喰らわせることをお勧めします。ケースバイケースになりますが、おすすめの選択肢は以下のとおりです。
- 装備品を全て捨てる
- アイテムとF魔法を全て捨てる
お宝は順位をひっくり返せるような高額なお宝でない限り、他の選択肢の方が有効打になることが多いです。持ち物や所持金を奪った場合はデビラーマンから戻った際に使えるようになるため、戻ってすぐにワルサー討伐等に戻れるのであれば選択の余地はあります。
デビラーマンに変身する際は統治している村を手放してしまうため、統治している村が多く特別ボーナスが狙える場合は変身しない方が良いでしょう。アイテム欄にある「けいやくしょ」をプレイヤーに見せつけるだけでも抑止力として働くことがあります。
もし、UFOに連れ去られているプレイヤーがいる場合はマップに戻ってくる直前に連れ去られたマスに止まっておくとバトルになるため、情報として頭の片隅に入れておくとよいです。
デビラーマンになったプレイヤーの前順のプレイヤーの場合は「ブーフーウー」も有効です。このF魔法をデビラーマン以外に使用することで村に飛んで行ったプレイヤーはデビラーマンより後の順番でしか動けない為、その間にデビラーマンをそのプレイヤーのいる村に襲いに行かせるといった戦術です。これをされると対象となったプレイヤーはアイテムマス等も安全地帯ではなくなるため、かなり動きに制限をかけることができます。
終盤の劣勢のときはキーアイテムは狙え
終盤になって大差をつけられてしまうと基本的に逆転することが困難になってしまいます。ただし、策がないわけではなく以下のような戦術を使うことで逆転勝利を収められる可能性があります。
- 各地で止まれる?マスによる「50万G」
- モンスターの命乞いやアイテム屋での襲撃、カジノで入手可能な「マネールーレット」
- 魔法屋での襲撃で獲得できる「ミナデロン」
- ガーメッツを襲って成功した際に、確率で獲得できる高額なお宝
上記は一例ですが、これらの要素は一発逆転要素として楽しむことが出来ます。最後まで諦めずに上位を狙っていきましょう。