Nintendo Switch版・Steam版『ドカポン!怒りの鉄剣 リマスター版』及びPS版『ドカポン!怒りの鉄剣』に登場するボスモンスター「ワルサー」について解説します。
ワルサーとは
ワルサーは、本作のシナリオ進行に深く関わるボスモンスターです。Chapter 0では王様の姿に変身しており、プレイヤーはこのワルサーと戦うことになります。
それ以降の章では、最終章を除き、章の開始時にワルサーが必ずどこかの村に出現します。ワルサーは倒されても、所定回数倒されるまでは別の移動可能な村へランダムに再出現します。一定回数倒されるとその章では姿を消すか、各章のダンジョンのボスとして登場するようになります。
ワルサーを倒すと、神様または女神からご褒美を受け取ることができます。
ワルサーの特徴として、パラメータが固定ではなく、全プレイヤーの各ステータスを元にランダムでコピーされる仕様があります。このため、場合によっては極端に強力なワルサーが出現することもあります。
また、ワルサーはフィールド上でプレイヤーに対してF魔法による妨害を行うなど、戦闘以外でもさまざまな行動を取ります。
なお、ゲーム終了時には全プレイヤーの中で最も多くワルサーを倒したプレイヤーが「一番多くワルサーをやっつけた人」として特別ボーナスを獲得します。


ワルサーの出現回数
ワルサーの出現回数は、通常設定では2回となっています。ワルサーを規定回数倒すことで、次の章へ進むためのシナリオイベントが発生します。
ただし、Chapter6では例外で、ワルサーがシビュザイル大陸の各村にクローンを送り出します。この場合は、出現したワルサーをすべて倒す必要があります。
また、ゲーム内の隠し味にある「ワルサーの討伐回数」の設定によって、出現回数を3段階で調整することができます。ただし、この設定はシビュザイル大陸では反映されません。なお、PS版ではこの設定が存在せず、討伐回数は「多」で固定となっています。
設定ごとの討伐回数は以下の通りです。
- 少:討伐回数 1回
- 中:討伐回数 2回
- 多:討伐回数 4回
ワルサーのフィールド上での行動
ワルサーはフィールド上でさまざまな行動を行い、プレイヤーを妨害してきます。これらの妨害は、各プレイヤーのターン終了後に一定確率で発生します。ただし、ワルサーが睡眠状態のときは妨害行動を行いません。
妨害の対象は、順位が高いプレイヤーほど選ばれやすくなる傾向があります。また、妨害の内容にはターン経過に関係なく発生するものと、ターンが進むにつれてより強力になっていくものの2種類があります。
妨害の対象に選ばれる確率
| 順位 | 3人 | 4人 |
|---|---|---|
| 1位 | 57% | 55% |
| 2位 | 29% | 27% |
| 3位 | 14% | 13% |
| 4位 | - | 7% |
妨害の内容
妨害はターン経過に依存せず行ってくるものとターン経過によって変化するものの2種類があります。
ターン経過に依存しない妨害
- 闇の呪文「クナ・クレーラ」
-
この呪文はダンジョン内にいるプレイヤーを除き、フィールド上にいるプレイヤーの視界を奪い、先のマスが見えなくなる状態にします。
また、マス決定時の確認画面も表示されなくなり、持ち物の使用や「調べる」コマンドも使用できなくなります。この状態のとき、ワルサーはF魔法による妨害を行いません。
効果は3ターン以内に解除されます。
- 完全回復
-
すべてのモンスターのHPやステータス異常を回復します。
- ジャンプ
-
別の移動可能な村へ移動を行います。このとき、元いた村にはミドルモンスターが出現します。
- 何も行わない
-
「今回は勘弁してやるぜ」と言って挑発だけを行います。
- ベイスター内の移動(Chapter4のみ)
-
ベイスターの胃の中にいる場合に限り、頻繁にワルサーがランダムなマスへ移動します。
ターン経過によって変化する妨害
- F魔法使用
-
プレイヤーに対してF魔法による妨害を行います。
F魔法は、対象のプレイヤーのSPが高いほど、またワルサーとの距離が離れているほど回避しやすくなります。
なお、このF魔法はプレイヤーがダンジョン内にいる場合でも対象となります。
- ワナ使用
-
ランダムなマスに「ワナ」を仕掛けます。
- トーレナ岩使用
-
対象プレイヤーの隣のマスに「トーレナ岩」を設置します。
- ガバゲット
-
全プレイヤーから一定割合の所持金を盗んだり、1つ以上の大陸から上納金をすべて奪います。
- 村の発展レベル低下
-
1つ以上の村の発展レベルを下げます。
- ムラデロン
-
1つ以上の村にミドルモンスターを召喚します。
これらの妨害は以下の表のようにターンの経過によって内容が変化し、ゲームが進むにつれてより強力な妨害が発生するようになります。
出現したターンを1日目としています。31日目以降は30日目と同様の内容です。
| 日数 | 週数 | 行動1 | 行動2 | 行動3 | 行動4 | 行動5 | 行動6 | 行動7 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 行動なし | ||||||
| 2 | 1 | 行動なし | ||||||
| 3 | 1 | 行動なし | ||||||
| 4 | 1 | ノロノロ | フニャフニャ | ゴロゴロ | ||||
| 5 | 1 | ノロノロ | フニャフニャ | ゴロゴロ | マグマグ | ワナ1 | ||
| 6 | 1 | ノロノロ | ボケボケ | ゴロゴロ | マグマグ | ブルッチ | ||
| 7 | 1 | ヨワヨワ | ボケボケ | マグマグ | ブルッチ | ワナ1 | ||
| 8 | 2 | ヨワヨワ | コチコチ | ウリリィィ | ワナ1 | トーレナいわ1 | ||
| 9 | 2 | フニャフニャ | コチコチ | ウリリィィ | 村Lvダウン1 | ガバゲット1/4 | ||
| 10 | 2 | マグマグ | コチコチ | ウリリィィ | ワナ1 | トーレナいわ1 | ||
| 11 | 2 | メッセヨ | ゴロピカ | コブラッチョ | ブルッチ | ガバゲット1/4 | ||
| 12 | 2 | メッセヨ | マグメラ | コブラッチョ | 召喚1 | ガバゲット1/4 | ||
| 13 | 2 | メッセヨ | マグメラ | コブラッチョ | ガバゲット1/4 | |||
| 14 | 2 | コチヒヤ | ツカウナン | 召喚1 | ガバゲット大陸 | トーレナいわ1 | ||
| 15 | 3 | コチヒヤ | ボケボケ | コブラッチョ | マグメラ | 村Lvダウン1 | ワナ2 | ガバゲット大陸 |
| 16 | 3 | コチヒヤ | ツカウナン | グラグラ | 村Lvダウン1 | ワナ2 | ガバゲット大陸 | |
| 17 | 3 | ツカウナン | グラグラ | 村Lvダウン2 | ワナ2 | ガバゲット1/2 | ||
| 18 | 3 | ゴロサンダー | タタリー | 村Lvダウン2 | ワナ2 | ガバゲット1/2 | ||
| 19 | 3 | ゴロサンダー | タタリー | 召喚1 | ワナ3 | ガバゲット1/2 | ||
| 20 | 3 | マグファイア | タタリー | 召喚1 | トーレナいわ2 | ガバゲット1/2 | ||
| 21 | 3 | マグファイア | ベロベロン | 召喚2 | トーレナいわ2 | ガバゲット1/2 | ||
| 22 | 4 | コチコッチン | ベロベロン | 村Lvダウン2 | ワナ3 | ガバゲット大陸 | ||
| 23 | 4 | コチコッチン | ベロベロン | 村Lvダウン2 | ワナ3 | ガバゲット大陸 | ||
| 24 | 4 | ドリー | フラッシュボマー | ヘイカモン | 村Lvダウン2 | ガバゲット大陸 | ||
| 25 | 4 | ドリー | フラッシュボマー | ヘイカモン | 召喚2 | ガバゲット全額 | ||
| 26 | 4 | ドリー | グラグラン | ヘイカモン | 召喚2 | ガバゲット全額 | ||
| 27 | 4 | ダウン | グラグラン | ヘイカモン | 召喚3 | ガバゲット全額 | ||
| 28 | 4 | ダウン | クラッシュボンバ | ヘイカモン | 召喚3 | ガバゲット2大陸 | ||
| 29 | 5 | ダウン | グラズシーン | ヘイカモン | 召喚3 | ガバゲット大陸 | ||
| 30 | 5 | ダウン | ヘイカモン | ガバゲット大陸 |
ワルサーの妨害頻度は、隠し味の「ワルサー邪魔率」の設定で「低・中・高」から変更することができます。PS版は約20%の確率で妨害が発生します。
ワルサーのパラメータと戦闘について
ワルサーのパラメータやバトル魔法は固定ではなく、出現時に各プレイヤーのステータスやバトル魔法からランダムにコピーされます。さらに、出現ごとにランダムな特技を持つことも特徴です。ワルサーのLvは出現した時点で最もLvが高いプレイヤーより2高い値に設定されます。討伐すると必ずLvが1上がるだけの経験値を獲得し、加えてワルサーのLv×2,000Gと、ワルサーが奪っていた所持金を入手することができます。
ワルサーにはF魔法を当てることも可能ですが、フィールド上のダメージだけでは倒すことができず、必ずHPが1残る仕様になっています。そのため、最終的には戦闘で倒す必要があります。
戦闘時の行動としては、攻撃側の場合は『攻撃』を選択する確率が高く、防御側の場合は基本的に「カウンター」を選択します。また、ダメージを与えられる攻撃魔法を持っている場合は「魔法防御」を選択することもあります。ただし、以下の条件がすべて満たされている場合は、約90%の確率で「カウンター」以外の行動を選択します。
- 『攻撃』×『防御』で確実に耐えられる
- 『魔法攻撃』×『防御』で確実に耐えられる
- 『攻撃』×『カウンター』で確実に倒せる
また、特殊な挙動としては、こちらが攻撃魔法の「サビール」を使用した場合、ワルサーは「魔法防御」を選択しない仕様があります。そのため、こちらのMGが上回っている場合はほぼ確実に倒すことができます。逆に、ワルサーが「サビール」を所持している場合は、ワルサーは『魔法攻撃』を行ってきません。
なお、ワルサーは戦闘中に『降参』を行うことはありません。
その他仕様
ワルサーが村にいる状態で「しらはのや」を使用すると、ワルサーを別の村へ召喚することができます。この場合、移動前にワルサーがいた村は未統治状態になります。また、プレイヤーが現在いる村で使用した場合は、その場で戦闘が発生します。
さらに、デビラーマン状態のプレイヤーがワルサーのいるマスに止まった場合、デビラーマンのHPとステータス異常が回復します。なお、デビラーマン状態であってもワルサーの妨害行動の対象になります。
ワルサーを倒すコツ
ワルサーのパラメータは各プレイヤーからランダムにコピーされるため、一概に「これをやっておけば必ず倒せる」という方法はありません。
ここでは、特に有効な方法をピックアップして紹介します。
①装備を更新する
ワルサー出現時は、その時点の各プレイヤーのステータスをランダムにコピーする仕様になっています。そのため、出現後に装備を整えることで、相対的にワルサーが弱くなり討伐しやすくなります。
デメリット
装備を揃えるために、それなりの所持金が必要になります。
②他のプレイヤーでワルサーが弱ったところを奪う
他のプレイヤーが一撃で倒せなかったワルサーに乱入し、とどめを刺す方法です。
ワルサーに挑もうとしているプレイヤーを見つけたら、クリスタルを持っていることを極力悟られないように、クリスタル圏内のマスに止まるのがコツです。
デメリット
- 他のプレイヤーの行動に依存する
- 相手も同じことを考えている場合、けん制状態になる
- その間に第三者が自由に動けてしまう
③F魔法で弱体化させる
「ヨワヨワ」などでワルサーのパラメータを弱体化させてから、安全な状態で挑む方法です。
デメリット
弱体化後すぐに戦闘に入らないと、他のプレイヤーに奪われるリスクがあります。そのため、周囲にプレイヤーがいない状態で行うと効果的です。
スコップの場合は同ターンでクリスタルと併用、ドンの場合は「マルチクリスタル」の効果発動時に行うと、乱入されるリスクを抑えることができます。
④自身のパラメータを上げる
「ちからモチ」などを使用して、自身を強化した状態で戦闘に挑む方法です。
ドーピングアイテムは上昇率が高く、店でも安価に販売されているため実行しやすい方法です。持続ターンも長いため、強化状態のまま次のワルサー討伐に向かえるケースもあります。
デメリット
目的のドーピングアイテムが近くの店で売っていない場合があり、事前に準備が必要になることがあります。
⑤パペモンを使う
F魔法「パペモン」を使うと、ワルサーとの戦闘時にワルサーのコマンドを自由に選択できます。
そのため、
- ワルサー側:ひっさつ
- 自分:カウンター
でコマンドを入力すれば、ほぼ確実に討伐できます。
さらに「パペモン」は SPに関係なく必中 なので、外れる心配もありません。
デメリット
- 他のプレイヤーにパペモンをかけられると、そのプレイヤーに選択権を奪われる
- パペモンを購入できる場所が限られている
⑥サビールを使う
ワルサーは、こちらの魔法攻撃「サビール」に対して 『魔法防御』 を選択しません。
そのため、MGの値がワルサーより高ければ、ほぼ確実に討伐できます。
デメリット
- 特技「とぼける」を使われると効かない
- サビールの購入場所が限定されている
- 価格が高い
- MGが低すぎると倒せない
⑦『必殺』が通りやすい場面で必殺を使う
以下の条件が揃うと、ワルサーは 約90%の確率でカウンター以外を選択します。
- 『攻撃』×『防御』で確実に耐えられる
- 『魔法攻撃』×『防御』で確実に耐えられる
- 『攻撃』×『カウンター』で確実に倒せる
このロジックを利用し、事前にダメージ計算を行って条件が揃っている場合に『必殺』を選択して倒す方法です。
この方法なら 1ターンで戦闘を終わらせる可能性が高く、
- 死亡リスクの低下
- 他プレイヤーの乱入防止
といったメリットがあります。
特に攻撃魔法が「ゼニゲット」の場合は②を考慮しなくてよいため、条件を満たしやすくなります。
「ちからモチ」を併用すると条件が揃う幅をさらに高めることができます。
デメリット
- ダメージ計算の知識が必要
- 約10%の確率でカウンターされる
上位にいる場合で、周囲に乱入のリスクがなく、ワルサーに倒される心配もない場合は、死亡時のペナルティを考慮して『攻撃』で1~2ターンかけて倒すのも有効な選択です。
⑧死亡覚悟で『カウンター』を行う
ワルサーの『攻撃』で死亡が確定している状況でも、まれにワルサーが『必殺』を選ぶことがあります。
その『必殺』を祈って 『カウンター』を行う 方法です。
デメリット
死亡するリスクが非常に高いため、下位でペナルティが少ない状況など、リスクが許容できる場合に限って選択する方法です。









